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防水工事の塗膜防水ってどんなもの?

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防水工事の塗膜防水ってどんなもの?

防水工事の塗膜防水ってどんなもの?

2024/06/17

こんにちは。稲沢市を中心に幅広いエリアで防水工事を行っている、雨漏り解決センターです。専門の国家資格を保有した職人がしっかりと施工管理をするため、お客様のご要望や建物の防水に関する問題を徹底的に解決しております。1年、3年、5年の定期点検も無料で行わせていただいているため、お困りの際はぜひご相談ください。

防水工事について調べた際に「塗膜防水」という言葉を目にしたことはありますか?様々な施工方法がある中で塗膜防水を選んだ際に、どのようなメリットやデメリットがあるのか分かる方は少ないでしょう。そこで今回は、塗膜防水に関してお話していきます。

目次

    塗膜防水とはどんなもの?

    塗り重ねてつくる防水層

    塗膜防水とは、下地に液体の塗料をコテやローラーなどで塗り重ねて防水層をつくる方法のことを指します。塗膜防水はシート防水が難しい場所でも施工でき、使用される材料によって特徴が異なりFRP防水とウレタン防水に分けられます。下地の状態など条件が合えば、既存の防水層を撤去せずに施工することも可能です。

    塗膜防水のメリットとデメリット

    おすすめポイントについて

    メリットとは

    ・複雑な形状でも施工が可能

    塗料を塗り重ねていくため、凹凸があったり室外機があって複雑な形状になっている場所でも施工することができます。そのため、場所を選ばず防水加工を施すことができます。

     

    ・継ぎ目のない仕上がりになる

    液状の塗料であるため継ぎ目ができず、シームレスな仕上がりになります。見た目が美しくなるだけではなく、シート防水のように継ぎ目があるわけではないため、水分が入り込んでしまう可能性が少なくなります。

     

    ・狭い場所に最適

    ベランダなどの狭いスペースでも施工ができることもポイントです。ちょっとした場所でも塗り重ねることで防水工事ができるため、細かいところもしっかりと防水工事をしたい場合に向いています。

     

    ・費用が比較的安く済む

    シート防水やアスファルト防水に比べて費用を安く済ませることができます。既存の防水層を撤去しなくても良い場合は、さらに費用を抑えることができます。

     

    ・ニオイや熱を発しにくい

    塗料を塗り重ねていくだけであるため、ニオイを発しにくく近隣の方へ迷惑となりにくいことも嬉しいポイントです。また、アスファルト防水のように火を扱う必要が無いため、密集した住宅地であっても安心して施工ができます。

     

    ・補修や回収の際に廃棄物が出にくい

    シート防水の場合補修や回収の際にシートが廃棄物となってしまいますが、塗膜防水であれば廃棄物が出ることが少ないため費用を抑えることができます。

    デメリットとは

    ・職人の技術によって仕上がりが変わる

    手作業によって塗り重ねて施工するため、仕上がりに職人の技術の差が出てしまうことがデメリットとして挙げられます。厚みを一定にしなくてはいけませんが、薄すぎるとすぐに劣化してしまうため信頼できる防水工事業者に依頼することが大切です。

     

    ・乾燥させる時間が必要

    塗料を塗り重ねることで防水層をつくりますが、1層ごとに乾燥させてから上塗りする必要があるためどうしても時間がかかってしまいます。途中で雨が降ってしまった場合は、天候が回復してから再度乾かさなければならないためさらに工事期間が長くなってしまいます。

     

    ・広い場所には不向き

    手作業で進めていくため、広い面積での使用にはあまり向いていません。広い面積を防水工事する際はシート防水を選ぶと良いでしょう。

     

    ・耐用年数は短めで、長持ちさせるにはトップコートの塗り替えが必要

    シート防水やアスファルト防水に比べると耐用年数が短くなってしまうため、定期的に防水工事をしなければなりません。長持ちさせるには、5~6年ごとに防水層の表面に塗布されているトップコートを塗り直す必要があります。

    塗膜防水の施工方法ごとの特徴

    使用する原料によって変わる

    ・FRP防水

    FRPとはガラス繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維のマットを敷いてプラスチックの塗料を塗布する施工方法です。ウレタン防水に比べて均一に施工がしやすく、乾く時間も短いことが特徴です。

     

    ・ウレタン防水

    ウレタン樹脂が原料で、液状のものを塗り重ねて防水層をつくる施工方法です。伸縮性や耐久性、防水性など性能的なバランスがとれており、汎用性が高いことが魅力です。また、軽いため建物へ負担がかかりにくいことがポイントです。

    まとめ

    日頃のチェックやメンテナンスが大切

    塗膜防水は定期的なチェックや日々のメンテナンスをすることで長く効果をキープすることができます。複雑な形状の場所でも施工ができるため、コンパクトな住宅を建てる際には選ぶことも多いかもしれません。DIYをすることも可能ではありますが、技術が必要になるためできるだけ防水工事業者に依頼するようにしましょう。場所ごとに合った防水工事を施して、しっかりと防水をしましょう。

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