壁面にも防水工事は必要？安心できる住まいにするには

こんにちは。防水工事に関する国家資格を有し、あらゆる建物の雨漏りや水漏れ、水はけ対策など建物の劣化を長期的に守る防水工事を行っている、雨漏り解決センターです。弊社は、名古屋市を中心に愛知県全域だけでなく近隣県まで対応しております。5,000件以上のお悩みを解決したノウハウをいかして1件1件丁寧に施工しております。住宅の水に関するお困りがあった際は、是非ご相談ください。

住宅で防水工事をする場所と聞くと多くの方が屋根や屋上など、住宅の上の部分を想像するのではないでしょうか？しかし、それだけでは雨漏りや水漏れの対策が完璧にできているとは言えません。住宅の寿命を延ばすためには、壁面にも防水工事を施す必要があります。そこで今回は、壁面の防水工事についてお話していきます。

・壁面のヒビ割れから雨漏りしてしまう

小さなヒビであっても雨水は壁の中に入り込んでしまうため、住宅の耐久性を落としてしまいます。外壁にヒビがあるまま長期間放置してしまうと、防水シートを取り換えるだけでなく中の木材が腐ってしまったり室内に雨漏りができてしまい、費用も手間もかかってしまいます。そのため、定期的にチェックを行いヒビ割れなどの異常を早い段階で見つけて対策をすることが大切です。

 

・壁面にも防水対策はされているが永続的なものではない

住宅を建てる際に壁面にもしっかりと防水対策がされていますが、屋根や屋上と同じように永続的なものではなく5～10年ほどで劣化してきてしまいます。そのため、防水工事をする必要があります。

 

「雨漏りといえば天井から」というイメージが強いですが、壁面からの雨漏りも少なくありません。外壁は屋根や屋上と違い、雨を直接受けることは少ないため劣化もあまりしないだろう、と考える方も多いですよね。しかし、年数が経過してしまえばヒビ割れたり塗装が剥がれてしまいます。そして、そこから雨水が侵入してしまい内部の防水シートも破損させてしまいます。そうすると木材などが腐ったり、室内に雨漏りが起きてしまうのです。そうならないためには、屋根や屋上と同じように定期的に防水工事を行うことが重要です。

・防水塗装をする

モルタルやALCパネル、コンクリートが素材となっている場合に採用される方法です。住宅の外観を良くするだけではなく、紫外線や雨風から守ってくれるため壁面の劣化を抑えることができます。定期的に行うことで、ヒビ割れや剥がれなどを起こしにくくなるため修繕費も抑えることにも繋がります。

 

・ヒビ割れにはコーキング

ヒビ割れが起きてしまった際は、そのままにしておくと雨などが入り込んでしまうため、できる限り早くコーキングをしましょう。コーキングとはウレタン樹脂やシリコン樹脂などが原料で、ヒビ割れの修繕に使われます。外壁の種類や色、周囲の環境などによって使い分ける必要があります。表面の小さなヒビであれば市販されているコーキング剤でも修繕が可能ですが、深いところまでヒビ割れが起きている可能性があるため、大きなヒビ割れでなくても防水工事業者など専門家に依頼ををした方が安心です。

 

・サイディングを張り替える

外壁材の1つであるサイディングは防水性を持っていますが、経年劣化をしてしまうと雨漏りが発生してしまいます。また、頻繁に雨漏りが発生している場合は、内部の防水シートが劣化してしまい機能していない可能性があります、そのような場合は、サイディングを張りなおしたり防水シートを施工し直す必要があります。それなりに費用が掛かってしまいまが、新しいものに取り換えるため見た目はキレイになります。

 

外壁の防水工事を定期的に行うことで、雨漏りの心配をすることなく快適に生活ができるようになります。防水対策として防水塗装を定期的に行うことも重要ですが、ヒビ割れやあ塗装の剥がれなどのダメージをいち早く見つけることも大切です。そのため、定期的に住宅をチェックする習慣をつけておくと安心でしょう。

外壁に使用する防水スプレーも販売されていますが、防水層が薄いため防水塗装と違い一時的な効果しか得ることができません。また、多数のヒビ割れがあったり明らかに雨漏りをしている場合は応急処置はせず、すぐに防水工事業者に調査をしてもらいましょう。自分で行うよりも確実でスピーディに施工をしてくれます。

住宅は屋根や屋上以外に壁面からも雨漏りをしてしまいます。安心して暮らし続けるために、外壁もしっかりと防水工事を行いましょう。周囲の環境にもよりますが、10年を目安に防水工事をすることで住宅の寿命を延ばすことができます。壁面のダメージを早い段階で見つけられるように、チェックやメンテナンスを欠かさないようにしましょう。