防水工事と塗装工事の違いとは？

こんにちは。名古屋市を中心に愛知県全域で雨漏りや水漏れなどの水に関するお悩みを解決し、快適に暮らせる住まいになるようにサポートしている、雨漏り解決センターです。お客様の安心と安全を第一に考え、施工後も1年、3年、5年と無料で定期点検をさせていただいております。マンションや一戸建て、オフィスビルなど幅広く対応しているため、お困りごとがあった際は是非ご相談ください。

さて、前回は壁面の防水工事についてお話しましたが、壁に関する工事で塗装工事という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか？しかし、防水工事と塗装工事の違いについて知っている方は少ないでしょう。中には「塗装工事をしていれば防水対策ができている」と考えている方もいるのではないでしょうか。ですが、実はこの2つの工事は似て非なるものなのです。そこで今回は、防水工事と塗装工事の違いについてお話していきます。

・建物を「水」から守る

防水工事とは、雨漏りや水漏れなどから建物を守るために行う工事のことです。屋根や屋上など雨風を多く受ける部分だけでなく外壁などにも施され、住まいが水によるダメージを受けないようにすることで長く住み続けられる場所にしてくれます。経年劣化によって住宅の外側にヒビ割れなどが起きた場合、そのままにしておくと建物の内部にまで水が入り込んでしまうため、防水工事が必要になります。

・建物の中にいる人の健康面も守る

建物の内部に水が入り込んでしまうと、湿気がたまってしまいカビやダニなどに最適な環境となり、喘息やアレルギーなどを引き起こしてしまうなど住人の健康を害してしまいます。またシロアリも湿気を好むため発生しやすくなってしまい、建物の強度が低下してしまうため地震などが起きた際に倒壊してしまう可能性が高くなってしまいます。

防水工事は建物や住人を「水」による被害から守るために行います。快適に暮らせる空間にするだけではなく、建物の寿命も延ばしてくれるた長く住んでいくためには欠かせない工事となります。

・建物をキレイな見た目でキープするもの

外壁は屋根や屋上のように雨風や紫外線を受けている部分です、そのため、時間とともに色あせてしまったり剥げてしまったりなど、劣化してしまいます。そのままにしておくとヒビ割れにも繋がってしまうほか、遠くから見ればキレイな外観でも近くで見ると残念なものになってしまうため定期的に塗装工事を行いましょう。。

・防水効果はあまり無いケースが多い

防水効果のある塗料もありますが、防水工事に比べてしまうと効果は薄く確実に防水対策をしているとは言い切れません。そのため、塗装工事とは別に防水工事が必要となってきます。

塗装工事は建物を紫外線などの外部環境のダメージから建物を守り、キレイな状態をキープするために行います。塗装工事だけでは防水効果が薄いため、安心できる建物にするためには防水工事もしっかりと行うことが大切です。

・雨漏りやヒビ割れがある場合は「防水工事」

雨漏りや水漏れがあった際は元論ですが、深いヒビ割れなど塗装工事では解決できなさそうなダメージを見つけた際は防水工事を依頼しましょう。また、建ててから又は防水工事をしてから10年経過した場合は、防水効果が低下していることがあるため、防水工事業者に調査をしてもらいましょう。

・塗装が色あせたり剥がれてきたら「塗装工事」

壁に使用される塗料にはそれぞれ耐用年数があるため、それが過ぎてしまうと機能を発揮すりことができなくなってしまいます。しかし、周囲の環境によっては耐用年数内でも劣化してしまうため、異常があった際はすぐに塗装工事を依頼しましょう。

どちらの工事でも異常を発見した場合は、すぐに依頼をして対応してもらうことが大切です。どちらも建物を守るためには欠かせない工事であるため、安心して過ごすためにもしっかりと対処しましょう。

・定期的なチェックとメンテナンス

建物の劣化を見逃さないためにも、定期的に目視でチェックしておくことが大切です。また、排水溝に溜まった落ち葉やゴミや壁に付着した雨だれを掃除するなど、日々のメンテナンスも欠かさずに行いましょう。

・専門家に相談する

見た目では判断できないケースも多いため、迷ったら相談をしてみましょう。調査や施工など適切に行ってくれるため効率的で、安心感も得ることができます。

施工場所が同じであっても目的が異なるため、防水工事と塗装工事で得られる効果は違います。そのため、建物の状況に合わせた業者選びをすることが大切です。建物内で安心して過ごせるように、信頼できる業者を探しましょう！