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防水工事の塩ビシート防水ってどんなもの?

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防水工事の塩ビシート防水ってどんなもの?

防水工事の塩ビシート防水ってどんなもの?

2024/06/23

こんにちは。名古屋市を中心に愛知県全域や近隣県の雨漏りや水漏れなど、建物の水に関するお悩みを解決している、雨漏り解決センターです。弊社は、防水工事に関する国家資格を有した「防水のプロ」が多く在籍し、建物を水に関する劣化から長期的に守る防水工事を行っております。お見積りは完全無料ですので、急な雨漏りなどのトラブルを未然に防ぐためにも、是非弊社に1度ご相談ください。

防水工事の施工方法の中にシート防水という物がありますが、どのようなシートが使用されているかご存知でしょうか?シート防水には主に塩ビシートとゴムシートが使用されていますが、耐久性の観点から塩ビシートが採用されることがほとんどです。しかし、耐久性以外にもメリットはたくさんあります。そこで今回は、そんな塩ビシート防水について詳しくご紹介していきます。

目次

    シート防水とは

    広い場所にオススメ

    シート防水とは、建物の屋根やベランダなどに施工する防水工事の1つで、シートを専用の接着剤で貼り合わせて防水層を形成します。既製品のシートを貼るというシンプルな工程であるため凹凸が発生せず均一に仕上がり、塗り重ねたり乾燥させるなどの手間が無いため工期が短く済むことがメリットです。シートをそのまま被せるため下地の素材を選ばずに施工が可能で、汚れても落としやすい点も嬉しいポイントです。注意点としては、表面が凸凹しているなどシートが貼りにくいような場所には施工できない場合があります。また、シートのどこか1か所でも切れたり穴が開くなどの損傷があった場合は、そこから施工した場所の全体にに水が入り込んでしまうためすぐに防水工事を依頼しましょう。

    塩ビシート防水の特徴

    メリットとデメリットもご紹介

    塩ビシート防水は、プラスチックに一種である塩化ビニール樹脂のシートを使用して行うシート防水です。1.5㎜~2.5㎜程度の厚みがあり、耐候性と伸縮性に優れているため破れてしまうリスクが低いことが特徴です。耐用年数も10~15年と長いため、マンションの屋上などメンテナンスがしにくい場所にも採用されます。

     

    ・メリット

    密着工法であればその上を歩行することが可能で、紫外線やオゾンの影響を受けにくいことがメリットです。そのため、屋上でガーデニングを行いたい方などに最適です。また、ソーラーパネルを設置する前であれば、施工できる可能性があります。メンテナンスも基本的に必要ないため、防水効果をキープするための手間を少なくすることができます。

     

    ・デメリット

    時間の経過とともに硬化してしまうため、破れやすくなってしまう点がデメリットです。シートのつなぎ目の処置が甘いと雨漏りが起きてしまうため、業者の見極めが重要になってきます。また、塩ビシートには独特なニオイがあるため、施工後しばらくの間は気になってしまう可能性があります。

    工法は2種類

    下地の種類や状態で選ぶ

    密着工法

     

    密着工法とは、接着剤で下地に塩ビシートを直接貼り付ける工法で、施工に必要な材料や機材が少ないことが特徴です。塩ビシートの全面がしっかりと下地と密着しており、シートが浮かないためその上を歩くことができます。

     

    ・メリット

    塩ビシートが下地に密着しているため、強風にも強いことがメリットです。また、接着剤で貼り付けるだけであるため騒音が発生せず、近隣の方へ迷惑をかけないことも嬉しいポイントです。そして、機械固定工法よりも安く施工ができます。

     

    ・デメリット

    下地に密着させる必要があるため、下地の影響を受けやすく下地が水分を含んでいたり劣化している場所には施工ができない可能性があります。また、下地がしっかりと乾燥していない状態で施工をしてしまうと、水蒸気によって塩ビシートが膨れたり浮いてきてしまうなどの不具合が起きてしまうため注意しましょう。

    機械固定工法(絶縁工法)

    機械固定工法とは、固定ディスクと呼ばれる専用の機材を使用して塩ビシートを固定する工法で、下地に直接塩ビシートが密着しないため、下地の影響を受ける心配がないことが特徴です。下地の補修や調整が最低限で済むため、リフォームなどの改修工事でも採用されています。

     

    ・メリット

    下地から浮いているため地震にも強く、水蒸気を逃がすこともできるので下地に水分が含まれていても施工ができます。また、接着剤を使用しないため施工場所の下地との相性を考えなくても済むところがメリットです。

     

    ・デメリット

    施工時にドリルを使用したりビスを打ち込むなどの工程があるため、振動と騒音が発生してしまう点がデメリットです。また、下地と密着しておらず風などで揺れてしまうため、屋上で洗濯物を干したい場合など出入りがある場所に施工することは避けた方が良いでしょう。

    まとめ

    場所に合った施工方法を選ぼう

    広い場所には最適なシート防水ですが、逆に複雑な形状の場所には不向きな施工方法です。素材によっても特徴が異なるため、施工場所に合った方法で防水工事をすることが大切です。塩ビシート防水は技術も必要であるため、安心できる業者に依頼しましょう。

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