防水工事とルーフィングについて詳しく解説！

こんにちは！稲沢市を中心に幅広いエリアで防水工事を行っている雨漏り解決センターです。弊社では、外壁・屋根・ベランダなど住宅の様々な箇所の防水工事を承っており、沢山の信頼を得て日々精進しております。また、急な雨漏りにも駆けつけますのでお気軽にご相談ください♪

今回は、防水工事における「ルーフィング」について解説していきます。防水工事は建物の寿命を延ばして、快適な住環境を維持するために必要不可欠な作業となっています。特にルーフィングは屋根の防水工事のことで、屋根は最も雨風が当たるため防水処理が欠かせません。本記事で、ルーフィングの基本知識から施工時の注意点などまで詳しく解説していきます。

そもそも、ルーフィングについて知らない方も多いと思います。ルーフィングとは、屋根の防水処理で必要となる防水シートのことを指します。雨水を屋根内に侵入させることなく外に流す役割を果たしています。そのため、屋根の防水工事において防水性能を左右させるほどルーフィングは大切であることがわかります。外からは見えないため重要視せず手を抜く業者もいますが、非常に重要な役割を担っているのです。

普段から利用している道路に敷くアスファルトと同じ素材のものを使用しており、フェルト上の原紙にアスファルトを染み込ませて作っています。耐久性が高く長期間にわたり使用することができます。また、耐火性にも優れているため防火対策も行うことができます。費用は比較的安価で行うことができますが、施工するには専門の技術と長い施工期間が必要です。

透湿防水ルーフィングは、シートと下地の間に発生した湿気を逃す性能を持ったルーフィングシートです。湿気を逃しやすくすることで、建物内部や下地が痛んだり劣化したり、カビや虫が発生したりすることを抑えることができます。日本は高温多湿であるため積極的に採用されている住宅が多いです。

高分子系ルーフィングとは、一般的なアスファルトの代わりに塩化ビニールや合成ゴムなどを原料として作られたシートを使用して施工します。アスファルトを使用しない分軽量で伸縮性に優れたシートを形成することができます。また、機能が豊富であるため欲しい機能やニーズに合わせて選ぶことができます。ひび割れが起こりにくく耐用年数も長いです。

不織布ルーフィングシートは、原料のベースを不織布で作っているシートです。破れに非常に強くひび割れを起こしにくい点からスレート屋根の部分補修に向いており近年注目が集まってきています。柔軟性に優れ、様々な下地に合わせて作業することができるため施工性が高いです。メンテナンス回数を抑えることができ、耐用年数も30年と長い。

ルーフィングシートの防水効果を長期間維持し続けるためには定期的なメンテナンスが必要となってきます。しかし、ルーフィングシートのメンテナンス・補修を行うには上にある屋根材をはがす必要があります。その場合、屋根材がダメになってしまうため、基本的には屋根リフォームを行う際に合わせてルーフィングを新しくすることがメンテナンスとなります。新築の場合は、10年ほどが経過した頃から考えておきましょう。

屋根は年間を通じて様々な気象状況にさらされています。そのため、耐久性が何よりも重要となります。そのため、ルーフィングシートでもアスファルトだけでなく塩化ビニールや不織布などたくさんの素材を原料にしたり、性能向上や機能を追加したりなどしてバリエーションを増やしてきました。ルーフィングを選ぶ時はニーズに合わせて適切なものを選定すること、また、メンテナンスを行うには屋根材の交換時が最適であるため寿命を併せることが重要となってきます。その時の状況に応じて注視するポイントを変えることでより長く防水効果を発揮することができ、コストパフォーマンスも向上させることができます。

ルーフィングは防水工事の中で建物の内部へ水が浸入することを防ぐため建物の耐久性や快適性をより長く維持し続けるために大切な作業となります。屋根材や下地、状況、条件などを考慮したうえで適切な材料と施工方法を選ぶことが大切です。また、信頼できる業者に依頼することで安心して施工を任せることができます。さらにアフターサービスが充実していれば施工後も安心してメンテナンスなどを行うことができます。