要チェック！ゴムシートを使用した防水工事について解説！

こんにちは！稲沢市を中心にお客様の住環境を第一に考えた防水工事を行っている専門業者、雨漏り解決センターです！防水工事では、施工箇所の性質やお客様のニーズに合わせて適切な処理を施すために、様々な素材を使う必要があります。その中でも、ゴムシートは、屋上防水やバルコニー防水、地下構造物の防水など、様々な場所の防水工事に効果的に利用されています。その一方で、ゴムシートを使用する場合特有のデメリットも存在するため、それらも含めた特徴を理解しておくことが重要になってきます。そこで、本記事では、ゴムシートを使用した防水工事について、その特徴やメリット・デメリットを解説していきます。

ゴムシートの材質としては、EPDM（エチレンプロピレンジエンモノマー）や合成ゴムなどのゴム系材料でできたシートになっていることが一般的です。ゴム系材料の特徴として、耐候性や耐水性といった部分に優れているという点が挙げられ、防水工事においては非常に心強いものとなっています。

ゴムシートは、屋上から地下構造物に至るまで、住宅の様々な場所の防水工事で問題なく使うことができます。このような汎用性の高さに加え、シンプルな施工で広い面積を一度に防水処理できる点も注目すべき特徴のひとつです。

ゴムシートの性質として、紫外線やオゾンといった外的環境からの刺激に強く、屋外での長期間の使用にも耐えうるといった耐久性の高さが挙げられます。ゴムシート防水の耐久年数は、一般的に10年以上とされているため、防水工事で使用される素材の中でも、特に長期間その機能を維持することが可能です。

ゴムシートは非常に柔軟であるため、施工した部分を動かした場合でも防水加工が剥がれるといったリスクが少ない点も魅力のひとつです。また、ゴムシートの性質上、温度変化に対する対応力も高いため、ひび割れしにくい防水加工が可能であるというメリットもあります。

先述したとおり、ゴムシートによる防水工事は一度に広大な範囲をカバーすることが可能です。さらに、ゴムシートによる防水処理は比較的シンプルな手順で完了するため、効率的に工事を進めることもできます。この点は、スムーズに防水工事を完了させたい方にとって、特に大きな利点となります。

防水加工を施した後で破損箇所が出てくることも少なくありません。そのようなケースで、ゴムシートを使って防水工事を行っていた場合、破損箇所を部分的に補修するといった簡単な作業で対応することができます。このようなメンテナンスの簡便さは、お住まいの防水性を負担なく長期間維持するために重要な要素となります。

ゴムシートという素材は、防水工事で使用される材料の中では比較的高価なものです。そのため、材料費の影響から初期費用が他の防水手法と比べて高くなる傾向にあり、低コストでの対策をご希望の方にとってはデメリットになってしまうこともあります。

ゴムシート防水という手法には、シートの継ぎ目部分という明確な弱点があることを意識しておく必要があります。シートの継ぎ目部分は入念に接着することが不可欠であり、少しでも施工が甘いと、継ぎ目から水が浸入し防水対策として機能しなくなるおそれがあります。

ゴムシートを使用した防水工事は、施工内容自体はシンプルなものの、質の高い仕上がりにするためには専門的な知識と技術が不可欠になってきます。したがって、施工を依頼する業者を徹底して選定する必要が生じ、場合によっては想定より手間や時間がかかってしまうこともあります。

ゴムシートを使用した防水工事には、耐久性や柔軟性に優れた仕上がりをシンプルな施工で手に入れられるという素晴らしいメリットがあります。一方で、初期費用や施工技術が一定水準以上求められる工事になるため、リスク管理や業者選びには注力しなければならないということも忘れてはなりません。ゴムシートを使用した防水工事をご希望の方は、稲沢市を中心に防水工事を行っている雨漏り解決センターまで是非お気軽にお問い合わせください。