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屋上緑化には防水工事が欠かせない!その理由と施工ポイント

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屋上緑化には防水工事が欠かせない!その理由と施工ポイント

屋上緑化には防水工事が欠かせない!その理由と施工ポイント

2025/04/15

はじめに

都市部で注目を集めている「屋上緑化」。 ヒートアイランド現象の緩和、建物の断熱性向上、そして癒しの空間として、多くのビル・マンション・公共施設で導入が進んでいます。 しかし、その緑化の“土台”となる重要な工事を見落としてはいけません。 それが防水工事です。 土や植物を屋上に乗せることは、常に水分が建物に接する状態を生みます。防水層に不備があれば、雨漏り・腐食・カビ・構造劣化といった深刻な問題が発生します。 この記事では、屋上緑化における防水工事の重要性・理由・適した防水工法・施工ポイント・注意点を図解を交えてわかりやすく解説します。

屋上緑化とは?

● 定義と目的
**屋上緑化(ルーフガーデン)**とは、建物の屋根や屋上部分に植物を植えたり、芝生・樹木などを配置して緑の空間を作ることです。

● 屋上緑化の主なメリット

項目
内容
断熱・遮熱効果
夏の室温上昇を防ぎ、省エネに貢献
雨水流出の抑制
植栽層が雨を一時的に保持し、排水を緩やかに
ヒートアイランド現象の緩和
地域の気温上昇を抑制する効果
景観向上 
心地よい緑の空間が建物に価値を与える
生物多様性の確保
昆虫や鳥の生息場所を提供

なぜ屋上緑化に防水工事が必要なのか?

屋上緑化では、次のような水分リスクが常に存在します。

● 屋上緑化の断面イメージ

┌─────────────┐
│  植栽層(芝・土など)    │ ← 常に水分が含まれる
├─────────────┤
│  排水層(ドレーン層)    │ ← 排水をスムーズにする層
├─────────────┤
│  保護シート             │ ← 防水層を傷から守る
├─────────────┤
│  防水層(←ここが重要) │ ← 水の浸入を防ぐ命の層!
├─────────────┤
│  コンクリートスラブ     │ ← 建物の屋根構造
└─────────────┘

● 水分が原因で起こる主なトラブル

トラブル
 内容
雨漏り
屋内天井や壁に水がしみ込む
構造劣化
鉄筋の腐食、コンクリートのひび割れ
カビ・腐食
室内環境の悪化、健康被害の可能性
修繕費の増加
屋上のやり直し・構造修繕で高額負担

このように、屋上緑化は土壌から常に水分が供給されるため、防水層が常時濡れている特殊環境です。
そのため、通常よりも高性能な防水対策が必須なのです。

屋上緑化に適した防水工法とは?

屋上緑化に使用される防水工法は、次のような耐久性と水密性に優れた工法が採用されます。

1. アスファルト防水(トーチ工法・熱工法)

● 特徴:
熱で溶かしたアスファルトを何層にも重ねる
重防水とも呼ばれる
長期耐用(15〜20年)
● メリット:
非常に高い耐水性・耐久性
メンテナンス性も良い
● デメリット:
重量があるため、構造強度の確認が必要
施工に専門技術と火気が必要

2. シート防水(塩ビ系・ゴム系)

● 特徴:
防水シートを接着剤や機械で固定
塩ビシートが特に屋上緑化に多く使われる
● メリット:
工場製品で品質が安定
軽量で広い面積に向いている
● デメリット:
継ぎ目部分の処理が重要(剥がれ注意)
物理的衝撃にはやや弱い

3. ウレタン防水(断熱併用可)

● 特徴:
液体状のウレタン樹脂を塗り、硬化させる
複雑な形状にも対応可
● メリット:
継ぎ目がなく一体成型
軽量で施工しやすい
● デメリット:
耐久性がやや劣る(10年程度)
紫外線や水分にやや弱く、緑化には不向きな場合あり

防水施工のポイントと注意点

● 設計・施工段階で重要な点

項目
ポイント
排水設計
ドレン(排水口)の位置・数が重要
傾斜(勾配)
水が自然に排出される角度にする
断熱・通気層
保温性+水蒸気の逃げ道を確保
保護層
防水層を物理的に守るシートやプレート

● メンテナンスと点検

年に1〜2回の定期点検が必須
特にドレンの詰まり・シートの浮き・表面のひび割れは注意
屋上に人が立ち入る頻度が高い場合、歩行用仕上げも考慮

費用相場と工期の目安

防水工事の費用(屋上緑化用)

工法
㎡単価目安
耐用年数
アスファルト防水 
6,000〜9,000円 
15〜20年
シート防水
5,000〜7,000円
12〜15年
ウレタン防水
4,000〜6,000円
8〜10年(緑化非推奨)

よくある質問(FAQ)

Q1. 屋上緑化と防水工事は別々に依頼すべき?
→ 同時に一括で依頼するのが理想です。緑化業者と防水業者が別だと、責任の所在があいまいになるリスクがあります。

Q2. 雨が多い時期でも施工できる?

→ 雨が降ると防水層の施工に支障が出ます。梅雨・台風時期は避けるのが基本です。

Q3. すでに緑化してある屋上でも防水工事できる?

→ できます。ただし、一度すべての植栽・土壌を撤去する必要があり、費用と手間がかかります。

✅ まとめ

屋上緑化は、断熱性や景観向上といった多くのメリットを持つ一方で、防水工事を確実に行うことが成功のカギとなります。植物や土壌には常に水分が含まれ、屋上の防水層は通常よりも厳しい環境に置かれます。適切な防水工法(アスファルト防水や塩ビシートなど)を選び、排水計画や保護層まで含めた多層構造の設計が重要です。また、定期的な点検とメンテナンスを怠ると、雨漏りや構造劣化など深刻なトラブルの原因になります。屋上緑化を長く安全に楽しむためには、防水工事を単なる「下地工事」と考えず、主役のひとつとしてしっかりと計画・施工・維持することが求められます。

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