浴室に防水工事は必要？費用の相場もご紹介

こんにちは愛知県で雨漏り対応や防水工事を行っている雨漏り解決センターです。急な雨漏りにどう対処したらよいのか分からなくなることがありますよね。そんな時、ご相談いただければ駆け付け即対応いたします。また、防水工事の施工業者をお探しなら知識・経験・実績豊富な雨漏り解決センターにお任せください！

今回は、日常で必ず利用する浴室の防水工事に関することについて解説していきます。なぜ防水工事を行う必要があるのか、費用面、注意するポイントなどについてもご紹介していきますので是非参考にしてみてください。

浴室は水を利用するため防水工事が必要になります。新築時に防水工事を行ったからと言って防水効果が永久的に続くわけではありません。防水層も年数が経過すると劣化していき防水効果を失ってしまいます。そうなると水はけが悪くなってしまったり、ひび割れなどの損傷、カビの発生など様々なトラブルを引き起こしてしまいます。そうなる前に、清掃などで定期的なメンテナンスを行うことはもちろん耐用年数を目安に防水工事も行う必要があるのです。

浴室の防水工事の費用も工法や使用する防水材料によって変動します。また、リフォームするとなるとさらに工賃がかかったり、工期が長くなることがあります。人件費や諸経費なども業者によって変わります。それぞれの特徴と費用・耐用年数などを詳しくご紹介していきます。

シート防水とは、防水性能があるシートを敷いて防水層を形成する工法です。耐久性に優れており、コストを抑えて施工することが可能です。また、塗膜タイプではないため工期を短くすることができます。費用は約4000～7500円/平米となり、これにプラスして施工費用や人件費などが発生するため約8万～30万円が相場となっています。耐用年数も10～15年と比較的長持ちさせることができます。

ウレタン防水とは、ポリウレタンという樹脂を用いて防水層を形成する塗膜タイプの工法です。液体状であるためタイルなど凸凹がある場所など複雑な形状でも施工することができます。塗料を乾燥させるため工期は1週間ほどかかりますが、つなぎ目がない防水層を形成することができます。耐用年数は8～12年とシート防水より短いですが、トップコートを定期的に塗ったりすれば寿命を延ばすことができます。費用は、約4500～7000円/平米で、プラスαのコストを考えると約8～30万が相場となります。

FRP防水とは、繊維強化プラスチックという強度・耐久性・耐熱性など様々な性能で優れており、ウレタン防水と同様に塗布して防水層を形成する塗膜タイプの工法です。性能が優れているにもかかわらず軽量で丈夫なうえに短期間で施工することが可能です。耐用年数も10～25年と長いですが、費用が約5000～7000円/平米が相場と少し高くなっているため合計10万～35万かかるといわれています。

浴室の防水工事を行う前に注意しなければならないことがいくつかあります。一つ目は、「現地調査を行う」ことです。見積もりを出してもらう時に現状がどのようになっているかによって施工費用なども変わってきます。余分な費用を払うことがないようにしっかり調査を行ってもらってから見積もりをもらいましょう。二つ目は、「工期の確認をする」ことです。工期中は浴室が使用できない可能性があります。そのため、工期中の入浴は銭湯に行かなければならなくなったりすることがあります。期間を確認して事前に準備しておきましょう。三つ目は、「信頼できる業者の選定」です。見積書や保証書など契約に関することは書類やデータで保管しましょう。業者の中にはきちんとした防水工事を行わなかったり、不要な費用を見積もりに入れたりする悪徳業者がいます。しっかり見極めて信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

いかがだったでしょうか。毎日使う浴室も防水工事を行う必要があり、防水層の劣化を放置しておくと住宅全体に悪影響を及ぼしかねないことにつながることがわかりました。メンテナンスとして普段から浴室の清掃やメンテナンスを行うことで小さな劣化や損傷にいち早く気づくことができ被害を最小に抑えることができます。時期を見て業者に見てもらうのもいいかもしれません。