防水工事に必要なコーキングとは？疑問を解決します！

こんにちは！愛知県の防水工事に関するお悩みやご相談を承っております「雨漏り解決センター」です。弊社では、雨漏りの原因の追究と解決、防水工事に関する業務を行っております。防水工事に関するプロが多数在籍しておりますので、お困りの際はぜひ雨漏り解決センターまでご連絡ください♪

今回は、防水工事に関係してくる『コーキング』について詳しくご紹介していきます。防水工事はどんなことをするのか、何を使うとどんな効果があるのか分からない方も多いと思います。わからないと業者に依頼する際に不安ですよね。そんな時にぜひ参考にしてください！

コーキングとは、建造物の気密性や防水性を高めるために施工の際にできる隙間をコーキング剤で充填（埋める）ことです。水濡れを防ぐ役割を果たすことから昔の蒸気船などによく利用されていました。現代では、お風呂のドアと床の隙間、浴槽と壁の隙間、玄関や窓のサッシ、外壁のタイルの間など住宅のいたるところに使用されています。

コーキングが必要である理由は三つあります。一つ目は、「水の浸入を防ぐ」ことです。外壁や玄関、窓のサッシなどに使用するときは、屋外からの水の浸入を防ぐ役割を果たしています。建材だけではどうしても隙間ができてしまうためそれをコーキングで埋めることによって水の浸入を防ぐことができ、雨漏りや腐食の防止につながります。二つ目は、「空気の出入りを防ぐ」ためです。お風呂場や部屋周辺によく使用され、室内の温かい空気や冷たい空気が外に逃げることがないようにする役割があります。三つ目は、「衝撃吸収」することです。コーキングの弾力性を活かしドアや窓の開閉時の衝撃を吸収します。これらの役割を果たしている為コーキングは住宅にとって必要なものであることがわかります。

コーキングはゴム状のものが主流で防水性や気密性などを含めた性能がとても良い材料となっています。永久的に使用できる材料ではありません。なぜなら、紫外線や変形の繰り返しなどが原因で劣化してしまうからです。「割れている」「黒く変色している」「痩せている」「剝がれている」などの異変が起きてしまっていればすでに劣化してしまっており、そのままにしていると建材に悪影響が及んでしまいます。劣化したコーキングの状態を詳しく解説します！

コーキングの表面にひびが入ってしまうとそこから劣化が進み完全に割れてしまうことがあります。そうすると、溝を埋めるためのものであるにもかかわらず割れたところやひびから雨水などが侵入してしまうなどの防水性が失われます。割れているコーキングをそのままにしてしまうと簡単に雨水が建物内部に侵入してしまい雨漏りや水による劣化を引き起こします。

コーキングは柔軟性や弾性を与え、加工しやすくするために可塑剤が含まれています。コーキングを使用する場所の塗料と相性が悪いと可塑剤が表面に浮き上がってきます。これをブリード現象といい、浮き上がった可塑剤が汚れを吸収したり塗料と化学反応を起こしてしまうことで黒く変色してしまうのです。

黒く変色したコーキングでへこんでいるようなものも多く見られます。これは、可塑剤が溶けてしまうと薄く硬くなります。また、弾力もなくなった状態のためコーキング自体が痩せてしまうのです。これを放置しておくといずれひびや割れ目につながります。

タイルなどの隙間を埋めるために使用されているコーキングでよくタイルと剝がれてしまっているものがあります。剥がれる原因としては、接着剤を塗り忘れる施工不良や経年劣化などがあります。剥がれてできた隙間から雨水などが侵入してしまうため防水機能が失われてしまいます。

コーキング剤はホームセンターなどにも販売しており、素人でも入手することができます。しかし、コーキングを行う作業は単にコーキング剤を隙間を埋めるようにするだけではなく下塗りを行う必要があったりなどの知識と技術が必要となります。コーキングはきちんとした処理を行わないときちんとした役割を果たさなくなります。そうならないためにもプロの業者に依頼することをおすすめします。

コーキングは住宅を守るための重要な役割を担っています。しかし、半永久的に使用できるわけではなく年数が経つとともに劣化していきます。劣化した合図を逃さずにきちんと施工しなおすようにしましょう。そうすることで水の浸入を防ぐことができ建材を守ることができます。施工するときやわからないことがある場合は気軽にご相談ください。弊社ではそんな防水工事に関することや施工依頼など、どんなことでも対応いたします。お困りの際は雨漏り解決センターへ！スタッフ一同ご連絡お待ちしております！