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なぜ防水工事にトップコートが必要?役割や重要性について解説♪

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なぜ防水工事にトップコートが必要?
役割や重要性について解説♪

なぜ防水工事にトップコートが必要?役割や重要性について解説♪

2024/05/31

こんにちは!愛知県全域で雨漏りや防水工事に対応している専門店【雨漏り解決センター】です。弊社では、雨漏りや防水工事などに関するどんな問題点やご相談でも即解決いたします。プロのスタッフが多数在籍しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

今回は、防水工事で使用する「トップコート」について詳しく解説していきます。どんな役割を果たしているのか、重要性や種類・耐用年数などについてご紹介していきますので参考にしてみてください。

目次

    トップコートとは

    防水層を紫外線などから保護するためのもの

    トップコートとは、防水層を紫外線や熱などから守るために防水層の表面に塗装するもののことです。ここで勘違いするのがトップコートに防水機能があるかどうかですが、ありません。トップコートはあくまで防水層を保護する役割のため防水性能は備わっていません。防水工事で使用するトップコートはネイルなどで使用する透明のトップコートと同じような役割を果たしており、防水工事のコーティング塗料のことを指します。

    役割と重要性

    防水工事で重要な保護材料

    トップコートには前述の通り、形成した防水層を紫外線や熱から守る役割を果たしています。もし、トップコートを塗装しなかった場合、防水層に直接紫外線や熱が当たります。それらを浴び続けると防水層が硬化・亀裂・変色などのように劣化してしまい防水性能を失ってしまう恐れがあります。そのため、トップコートは必ず塗装しなければならないほどの重要性があることがわかります。

    また、防水工事にはウレタン防水やシート防水など工法に種類があり防水層を形成するのに使用されている材料も変わってきます。そのため、トップコートも防水材料に適したものを選ぶ必要があります。工法に適したトップコートをご紹介していきます。

    ウレタン防水のトップコート

    ウレタン防水とは、ポリウレタンという樹脂を使用して防水層を形成する塗膜タイプの工法です。塗装で施工するため防水層のつなぎ目がなく雨水の浸入を防ぐことができます。耐久年数はとても長いというわけではないですが、定期的にトップコートを塗り替えることで寿命を延ばすことができます。

    ・アクリルウレタン系 

    一般的に広く使用されているトップコート、耐用年数は3~5年

    ・フッ素系

    アクリルウレタン系より耐久性に優れているがコストもかかる、耐用年数は10年程と長い

    シート防水のトップコート

    シート防水とは防水性能を備えたシートを重ねて防水層を形成する工法です。伸縮性があるため地震の振動などに耐えることができます。そのため、屋上や屋根に使用されることが多くなっています。

    ・シリコン系水性タイプ

    シートの素材はほとんど合成ゴムでできているものが多いためシートに影響を与えない水性タイプが使用される、耐用年数は5年が目安

    FRP防水のトップコート

    FRP防水とは、繊維強化プラスチックという強度を向上させた複合材料を用いたシートで防水層を形成する工法です。強度に優れているため主にベランダやバルコニーなど歩行が多い場所で使用されます。しかし、プラスチック材であることから紫外線に弱いためトップコートを塗り直していく必要があります。

    ・ポリエステル系

    新築住宅で使用されるトップコートでFRP防水の性能を生かせるが乾くと硬化するため割れやすく重ね塗りに向いていない

    ・アクリルウレタン系

    リフォーム工事を行う際に使用されるトップコートで硬さはないが塗り直しができる

    耐用年数はどちらも5年程

    アスファルト防水のトップコート

    アスファルト防水とは液体状に溶かしたアスファルトをシート状のものと積み重ねて防水層を形成する工法です。これは高層マンションや公共施設等大型建造物に使用されることが多く、防水工事では最も長い歴史を持つ。

    ・反射塗料など

    アスファルト防水に使用されるトップコートは紫外線や酸化などによる劣化を防ぐために反射塗料やアスファルト防水用保護塗料などが使用される、耐用年数は5年程が目安

    塗り替え時期の目安

    耐用年数は目安程度に

    トップコートの種類ごとに耐用年数が違うように塗り替え時期の目安も変わってきます。塗り替えを検討する時期は以下の通りです。

    ・施工箇所にひび割れや剥がれ、チョーキング現象等の劣化症状がみられたとき

    ・耐用年数が経過した時

    トップコートにも耐用年数はありますが、劣化症状がみられたときはすぐにトップコートの塗り直しや再施工を行うことが大切です。また、定期的なメンテナンス・点検などを行うようにしましょう。

    まとめ

    トップコートの塗り替えも専門業者に

    防水工事のトップコートは形成した防水層を紫外線や熱から守る重要な役割があることがわかりました。しかし、トップコートに防水性能はないため、トップコートが剥がれたからと言って雨漏りの原因になるわけではありません。もし雨漏りが発生してしまったときは、防水層が劣化しているためすぐに防水工事を行うことが大切です。また、トップコートを使用する際は防水層に使用された材料に適したトップコートを選ぶ必要があります。塗り替え作業などもなるべく専門家に依頼することが長持ちさせることにつながります。

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