一戸建て住宅の防水工事にかかる費用を紹介！

こんにちは。稲沢市を中心に幅広いエリアで防水工事を行っている雨漏り解決センターです。愛知県全域だけでなく近隣県にも対応エリアを拡大してお客様のご要望に沿った施工を提供しています。また、急な雨漏りにも対応しておりますのでお困りの際はぜひ弊社までご相談ください。

今回は、一戸建て住宅にかかる防水工事の費用についてご紹介していきます。防水工事は住宅を雨水から守る重要な役割を担っています。しかし、施工にかかる費用が高すぎると悩んでしまいますよね。本記事で相場について解説していくので防水工事を検討されている方は参考にしてみてください。

住宅内で防水工事を行うべき場所はたくさんあります。一般的によく使用される工法とともにご紹介していきます。

• 屋根：住宅の中で最優先で防水工事を行うべき場所が屋根です。雨水が直接当たってしまうため防水工事を行って水の侵入を防ぐことが重要です。特に平たい屋根や勾配が緩い屋根、太陽光発電を設置している屋根などは特に丁寧な施工で耐久性などに優れた防水層を形成する必要があります。屋根材によっても異なりますが、ウレタン防水やシート防水などが主に使用されています。
• 外壁：雨漏りの原因は屋根や天井だけでなく外壁が原因となることもあります。どんなに耐久性に優れていても年数が経つと劣化していきます。それを放置していると外壁の内側にある防水シートがダメージを受けてしまいます。外壁の防水工事は目地や隙間を埋めるシーリングやコーキング等があります。
• ベランダ：ベランダやバルコニーなどは四方を壁で囲われているわけではないため雨水などが入ってきます。しかし、勾配があまりないことがほとんどのため水はけが悪く劣化しやすくなっているのです。また日も当たりにくいため乾燥しずらく雨漏りにつながるリスクが高くなってしまいます。ベランダなどは歩行を繰り返すため耐久性に優れているFRP防水が使用されることが多いです。
• 室内の水回り：住宅の外側だけでなく浴室やトイレ、キッチンなどの水回りにも防水工事が必要となってきます。浴室やトイレは施工性や清掃性に優れており、工期が短いシート防水が主に使用されています。ほかにもフロアコーティングなどがあり滑り止め効果なども期待できます。

塩ビシートやゴム製の防水シートを施工箇所に敷いて貼り付けることで防水層を形成することができる防水工事です。シート状に形成された防水層を貼り付けるだけのため簡単に施工することが可能です。また、乾燥させる時間なども必要ないため短期間で施工することができたり、安価で均一に施工することができたりなどのメリットがあります。しかし、複雑な形状の場所には向いていません。費用は1平方メートル当たり約3,000円~5,000円が相場となっていますが、シートの素材によって変動することがあります。

液体状のウレタン樹脂を塗り広げ乾燥させる工程を繰り返して防水層を形成していきます。塗料を手作業で塗布していくため複雑な形状でも施工することが可能です。低コストで一般的によく使用される工法ですが、均一に塗布するのが難しく乾燥させる時間も必要となってくる工法です。費用は1平方メートル当たり約5,000円~8,000円が相場となっており、優れた性能からコストパフォーマンスが高いとされています。

繊維強化プラスチックという耐久性に優れた塗膜タイプの防水層を形成する工法です。ガラス繊維などが混ぜられているため強度が増し、耐久性に優れていますがとても軽量で衝撃などにも耐えることができる近年人気が集まってきているものです。室内の防水工事などにもよく使用されており、費用相場も1平方メートル当たり約5,000~8,000円となります。また、強度があることから歩行可能なベランダなどにも使用されています。

屋上や屋根などの広い場所に使用される工法の一つで、アスファルトを主成分とした防水シートを重ねて防水層を形成します。戸建て住宅よりかは大型の建造物などに使用されることが多いです。耐久性に優れていますが仕上がりがフラットではないため普段歩行しない場所に使用されます。また、火を使う工法などもあり状況に応じて使い分けます。費用は1平方メートル当たり約6,000~8,500円が相場と他の工法よりも少し高くなっています。

防水工事にかかる費用は工法ごとの費用のほかにも足場設置費用・廃材処理費用・修繕費用・その他諸費用等様々な要素が含まれます。そのため、業者によって同じ工法でも金額が変動するのです。防水工事を業者に依頼するときは見積もりをしっかり比較して信頼できる業者を選定するようにしましょう。また、選定するときのポイントの一つとしてアフターサービスが充実しているかどうかについても確認しておきましょう。

一戸建て住宅の防水工事は水の侵入を防ぎ、寿命を延ばす重要な役割を果たしています。そのため、劣化が見られたらなるべく早く対処することが大切です。そんな時費用相場を基準に見積もりを比較して信頼できる業者に依頼することをおすすめします。