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防水工事の種類で耐用年数は変わる!場所に合った施工方法とは

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防水工事の種類で耐用年数は変わる!場所に合った施工方法とは

防水工事の種類で耐用年数は変わる!場所に合った施工方法とは

2024/06/28

こんにちは。名古屋を中心に愛知県全域以外に近隣県でも防水工事を行っている、雨漏り解決センターです。弊社は、稲沢市を拠点にお客様の住宅で起きた雨漏りや水漏れなど、水に関するお困りごとを迅速に解決すべく常に体制を整えております。住宅の寿命を延ばすためにも、防水工事はしっかり行いましょう。雨漏りの心配のない住宅にするために、何か心配事があった際にはぜひご連絡ください。

防水工事にはいくつか種類がありますが、耐用年数や適している場所が異なります。施工方法を知ることでどのような防水工事が行われ、どれくらいの周期でメンテナンスが必要か分かってきます。また、施す場所によって防水性能を維持するために行うメンテナンス方法も変わってきます。そこで今回は、防水工事の施工方法の種類や耐用年数、場所ごとのメンテナンス方法などをお話していきます。

目次

    防水工事の施工方法と耐用年数

    耐用年数はあくまで目安

    ウレタン防水は「10年~12年」

    液状のウレタン樹脂を2回以上塗り重ねて防水層を形成する施工方法です。液状であるため凹凸があったり室外機などが置いてあるような複雑な形状の場所でも施工ができます。下地を気にせず施工ができるため、現在施してある防水層を剝がさなくても良いこともメリットです。職人がコテなどを使用して手作業で施工していくため、仕上がりが職人の技術に左右されてしまうので業者選びの際は注意しましょう。また、紫外線に弱いためトップコートを表面に塗布しますが、5年を目安に塗り替える必要があります。

    FRP防水は「10年~12年」

    液状の繊維強化プラスチックを複数回塗り重ねて防水層をつくります。ウレタン防水と同じように液状であるため・複雑な形状の場所でも施工ができます。軽い上に強度が高く耐久性にも優れているため、住宅の負担になりづらい点がメリットです。しかし、伸縮性は無いため地震などの衝撃には弱く、ひび割れが起きてしまうことがあるため注意しましょう。また、FRP防水も紫外線に弱いためトップコートを塗る必要があり、5年を目安に塗り替えなくてはいけません。

    シート防水は「10年~15年」

    塩化ビニール製や合成ゴム製のシートを敷いて防水層を形成します。シートを敷いていくシンプルな工程であるため仕上がりに差が出にくく、広い場所に最適な施工方法です。塩化ビニール製のシートは紫外線や熱に強く、合成ゴム製のシートは価格が安く耐候性に優れているなど、シートの種類によって特徴が異なるため施工場所に適した物を選びましょう。しかし、1か所でも破れてしまったり傷付いてしまうと、シートを取り換える必要があります。

    アスファルト防水は「15年~25年」

    昔からある施工方法で、アスファルトとシートを重ねて防水層を形成します。施工方法の中でも耐久性が高く、耐用年数も長いことが特徴です。そのためしっかりとメンテナンスをしていれば、防水工事の回数を減らすことができるため節約になります。しかし、重量があるため住宅に負担がかかってしまう点や他の施工方法よりも施工費用が高い所がデメリットです。

    場所ごとにオススメの施工方法とメンテナンスの仕方

    防水性能をできるだけ維持しよう

    屋上・陸屋根

    施工方法:形状が複雑ならウレタン防水かFRP防水、障害物が無いならシート防水かアスファルト防水

    屋上や陸屋根の状況によって施工方法は変わります。室外機やソーラーパネルが設置してある場合は、広くてもシート防水やアスファルト防水ができない可能性があるため、ウレタン防水やFRP防水が向いています。

     

    メンテナンス方法

    排水溝に向かって傾斜を付けることで排水をしているため、詰まってしまうと水たまりができてしまい雨漏りの原因となってしまいます。そのため、定期的に掃除をしてしっかりと排水ができるようにしましょう。

    陸屋根以外の屋根

    施工方法:シート防水

    陸屋根でない場合はシート防水がオススメです。使用するシートによって耐用年数が変わってくるため、防水工事をする頻度も考えながら選びましょう。

     

    メンテナンス方法

    陸屋根以外の屋根は勾配があるため雨が溜まってしまうことはありませんが、雨樋に落ち葉やゴミなどが溜まってしまうと雨漏りの原因となってしまうため、定期的に掃除が必要となります。台風の前後も雨樋が詰まっていないかチェックすると良いでしょう。自分で行うことも可能ですが危険な場合は、迷わず専門業者に依頼しましょう。

    ベランダ・バルコニー

    施工方法:ウレタン防水、FRP防水

    屋上や屋根に比べてスペースが狭く室外機などが置いてあることが多いため、ウレタン防水やFRP防水が向いています。紫外線が当たる場所であるため、トップコートの塗り替えを忘れないようにしましょう。

     

    メンテナンス方法

    水たまりができないように定期的に掃除をしましょう。風に飛ばされてきた種が成長し知らない間に成長してしまうと、根が防水層に届いてしまう場合があります。その際は抜く前に防水工事業者に確認しましょう。

    まとめ

    場所に合った防水工事の種類を選ぼう

    施工場所によって適切な防水工事の種類は変わります。そして、メンテナンスの頻度や周囲の環境によっては、耐用年数よりも早く防水性能が無くなってしまうため注意しましょう。劣化にいち早く気付けると雨漏りなどで住宅がダメージを負う前に解決できるため、住宅の寿命を延ばすことができます。また、被害が大きくなるほど費用もかかってしまうため、日頃からひび割れや色あせなどが無いかチェックしておくことが大切です。

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