【2026年最新版】雨漏り調査は何をする?散水・赤外線・発光液調査で原因を見つける方法
2026/09/23
【2026年最新版】雨漏り調査は何をする?散水・赤外線・発光液調査で原因を見つける方法
天井のシミの真上が雨水の入口とは限りません。屋根・外壁・サッシ・ベランダ・屋上などを確認し、散水調査・赤外線調査・発光液調査・含水率確認を組み合わせながら雨漏りの原因を探ります。
雨漏り修理で大切なのは「どこを直すか」より「どこから入っているか」
こんにちは。
雨漏り解決センターです。
雨漏りについてお問い合わせをいただいた際、
「天井から水が落ちているので、屋根が原因ですよね?」
「窓の上から水が出るので、サッシをコーキングすれば直りますか?」
「ベランダの下から漏れているので、ベランダを全部防水すれば大丈夫ですか?」
というご質問をいただくことがあります。
もちろん、実際にその場所が原因の場合もあります。
しかし、雨漏りで難しいのは、
室内で雨水が出ている場所と、建物外部で雨水が入っている場所が一致しないことがある
という点です。
雨水は建物内部へ入ったあと、柱・梁・下地・断熱材などを伝って移動することがあります。
そのため、室内の天井にシミがあったとしても、その真上だけを修理すれば必ず止まるとは限りません。
だからこそ、雨漏り修理では工事を始める前の原因調査が非常に重要になります。
雨漏り調査では最初に何を見る?
雨漏り調査というと、すぐに特殊な機械を使うイメージを持たれるかもしれません。
しかし、最初から機械だけで判断するわけではありません。
まず重要なのが、
お客様から雨漏りの状況を詳しくお聞きすることです。
例えば、
「いつから漏れていますか?」
「毎回の雨で漏れますか?」
「強い雨だけですか?」
「風が強い日に漏れますか?」
「雨が降り始めてから、どのくらいで水が出ますか?」
「台風のときだけですか?」
「以前修理したことはありますか?」
こうした情報は非常に重要です。
雨漏りには、
雨量。
風向き。
風の強さ。
雨が降り続く時間。
などによって症状が変わるものがあります。
お客様が何気なく話された、
「南から強い雨が吹き付けたときだけ漏れる」
という一言が、原因を探す大きな手掛かりになる場合もあります。
雨漏りの原因は屋根だけではありません
雨漏り調査では、建物全体を見ることが重要です。
代表的な確認箇所として、
・屋根
・屋根板金
・外壁
・外壁のヒビ割れ
・ALC目地
・コーキング
・サッシ周辺
・笠木
・換気口
・配管貫通部
・ベランダ
・バルコニー
・屋上防水
・ドレン周辺
などがあります。
雨漏りが発生している部屋の真上だけを見るのではなく、
「雨水がどの経路を通ってここまで来たのか?」
と考えながら調査していきます。
① 目視調査
雨漏り調査の基本となるのが目視です。
建物外部を確認し、
外壁にひび割れがないか。
コーキングが切れていないか。
屋根材に異常がないか。
板金部分が浮いていないか。
防水層が膨れていないか。
シート防水が浮いていないか。
サッシ周辺に隙間がないか。
ドレン周辺が傷んでいないか。
などを確認します。
室内側についても、
天井のシミ。
壁紙の変色。
クロスの浮き。
石膏ボードの状態。
カビ。
水が流れた跡。
などを確認します。
ただし、目視で怪しい場所を見つけたとしても、
「ここにヒビがあるから絶対にここが原因」
とは限りません。
そこで必要に応じて、さらに調査を進めます。
② 散水調査
雨漏りの原因を確認する方法の一つが散水調査です。
散水調査とは、雨水の浸入が疑われる場所へ実際に水をかけ、室内側で雨漏りが再現するかを確認する方法です。
ここで非常に重要なのが、
水をかける順番です。
例えばサッシ周辺から雨漏りしている場合。
いきなり外壁全体へ大量の水をかけてしまうと、雨漏りが再現しても、
「サッシから入ったのか」
「外壁から入ったのか」
「上部の笠木から入ったのか」
分からなくなってしまいます。
そのため、
サッシ周辺へ散水。
↓
一定時間確認。
↓
再現しなければ次の場所へ。
↓
外壁へ散水。
↓
一定時間確認。
↓
さらに上部へ。
というように、疑わしい場所を分けながら調査していきます。
散水してすぐに水が出るとは限りません
散水調査で大切なのが待つことです。
水をかけた瞬間に室内へ水が出れば原因は分かりやすいですが、実際にはそうとは限りません。
雨水が、
外壁内部。
防水層の下。
梁。
柱。
断熱材。
などを通ってから室内へ出る場合、時間がかかることがあります。
そのため、
「10分水をかけたけれど出なかったから違う」
と簡単に判断できないケースもあります。
建物構造や雨漏りの状況を考えながら、再現を待つことも調査の一部です。
③ 赤外線調査
雨漏り調査では、必要に応じて赤外線を利用する場合があります。
建物の表面温度には、水分などの影響によって周囲とは異なる温度分布が現れることがあります。
赤外線調査では、そのような温度差を確認しながら、
水分の影響が疑われる範囲を探すための手掛かり
として利用します。
ただし、ここで重要なのは、
赤外線カメラだけで雨漏りの入口を断定するわけではない
ということです。
温度差は日射や断熱材、建物構造など、さまざまな条件によっても発生します。
そのため、目視・雨漏り症状・建物構造・散水調査などと組み合わせて判断することが重要です。
④ 発光液・蛍光剤を使った雨漏り調査
複数の雨水浸入口が疑われる場合などには、発光液・
蛍光剤を利用した調査を検討することがあります。
これは、調査用の液体を使用し、専用の光などで確認することで、
どの場所から入った水が室内へ到達しているのか
を調べる手掛かりにする方法です。
雨漏りでは、
「サッシからも入っている」
「外壁からも入っている」
「さらに別の場所からも入っている」
という複数原因のケースがあります。
場所ごとに確認しながら調査することで、複数の浸入口を整理しやすくなる場合があります。
⑤ 含水率の確認
見た目では乾いているように見えても、建物内部に水分が残っていることがあります。
そこで必要に応じて、含水率を確認します。
例えば、
雨漏りした壁。
天井。
下地。
などの水分状態を確認することで、雨水の影響範囲を考えるための材料になります。
雨漏りでは、
「今、水が落ちていないから乾いている」
とは限りません。
見えない場所に水分が残っている可能性も考えながら確認することが大切です。
「サッシから漏れている」場合の調査例
例えば、
雨の日に窓の上から水が出てくる
というご相談があったとします。
この場合、
「サッシから漏れている」
と決めつけて、すぐにサッシ周囲へコーキングをするのではありません。
まず確認したいのは、
サッシ周囲のコーキング。
外壁のひび割れ。
ALC目地。
サッシ上部の外壁。
笠木。
さらに上部の取り合い。
などです。
上から入った雨水が壁内部を移動し、サッシ上部から室内へ現れている可能性があるからです。
調査によってサッシ周囲のコーキングが原因と確認できれば、
適切なシーリング工事を検討します。
外壁クラックが原因であれば、外壁側の補修が必要です。
症状が同じでも原因が違えば、必要な工事も変わります。
「ベランダの下から漏れる」場合も床だけとは限らない
もう一つ多いのが、
「2階ベランダの下にある1階の部屋へ雨漏りする」
というケースです。
この場合、
「ベランダ防水が悪い」
と考えがちです。
もちろん、防水層が原因の場合もあります。
しかし確認する場所は、
床面。
立ち上がり。
ドレン。
サッシ下。
外壁との取り合い。
手すり根元。
など複数あります。
サッシ下が原因なのに床面だけを全面防水しても、雨漏りが止まらない可能性があります。
反対に、防水層そのものが劣化している場合には、防水改修を検討する必要があります。
「とりあえずコーキング」が危険な理由
雨漏りすると、
「怪しい隙間を全部コーキングすれば止まるのでは?」
と思われるかもしれません。
確かに、コーキングの劣化が雨水浸入口になっているケースでは有効です。
しかし、原因を確認せずにあちこちを塞ぐと、
本当の原因が残る。
雨水の流れが変わる。
次の調査が難しくなる。
という可能性があります。
雨漏り修理で重要なのは、
コーキングすることではなく、雨水の入口を止めることです。
調査してから工事方法を決める
原因が分かれば、そこで初めて修理方法を検討します。
例えば、
ALC外壁のクラックなら、状態に応じたUカット補修。
ALC目地の劣化なら、既存シーリングの撤去・打ち替え。
サッシ周辺なら、原因箇所に応じたシーリング。
屋根板金なら、ジョイント・固定部分などを確認し、状態によって補修やカバー工法。
ベランダや屋上防水なら、ウレタン防水・塩ビシート防水など、既存防水と下地に適した方法。
というように、
原因によって施工方法は変わります。
雨漏り調査をしても一度で分からないことはある?
あります。
雨漏りは非常に複雑です。
特に、
台風だけ漏れる。
特定方向からの風雨だけ漏れる。
長時間雨が続いたときだけ漏れる。
数年に一度しか漏れない。
といったケースでは、同じ条件を再現することが難しい場合があります。
散水調査でも、実際の台風とまったく同じ雨量・風向き・風圧を再現できるわけではありません。
そのため、調査結果だけでなく、
お客様からの聞き取り。
過去の雨漏り履歴。
雨が降ったときの写真。
室内のシミ。
建物構造。
外部の劣化状況。
などを総合的に確認することが重要です。
雨漏りしたときに写真を撮っておいてください
雨漏りが発生したときには、
可能であればスマートフォンなどで写真や動画を残しておくことをおすすめします。
特に、
「どこから水が出たか」
「どの程度の量だったか」
「天井のシミがどこまで広がったか」
「雨が降り始めて何時間後だったか」
などが分かると、調査の手掛かりになります。
雨漏りが止まった後では確認できない症状もあります。
安全に撮影できる範囲で記録を残しておくと、原因を考える際に役立ちます。
雨漏り調査から防水工事まで|施工実績7,000件以上
雨漏り解決センターでは、これまで戸建住宅
マンション・アパート・ビル・工場・店舗・商業施設・学校など、さまざまな建物の雨漏り
防水工事に携わってきました。
施工実績7,000件以上。
防水施工技能士をはじめ、経験を積んだベテラン職人が、原因調査から施工まで対応します。
施工内容に応じて10年保証もご用意しています。
そして私たちが大切にしているのは、
「なぜこの工事が必要なのか」をお客様に分かりやすく説明すること。
雨漏りは建物の中が見えないため、不安になりやすい工事です。
だからこそ、
どこが怪しいのか。
どんな調査をしたのか。
なぜこの施工方法なのか。
をできる限り親切丁寧にお伝えします。
女性のお客様やご高齢のお客様にも、安心してご相談いただける対応を心がけています。
よくある質問
Q.雨漏り調査だけでも相談できますか?
はい。まず現在の雨漏り症状や建物の状態を確認し、必要な調査についてご案内します。
Q.散水調査をすれば必ず原因が分かりますか?
すべての雨漏りが一度の散水調査で特定できるとは限りません。
実際の雨とは条件が異なるため、建物構造や発生状況なども含めて総合的に判断します。
Q.赤外線カメラだけで雨漏り箇所は分かりますか?
赤外線は温度差を確認するための手段の一つです。赤外線だけで原因を断定せず、
目視や散水調査などと組み合わせて判断することが重要です。
Q.雨漏りしている日に調査した方がいいですか?
雨漏りが発生している状況は重要な情報になります。
ただし、安全面を優先する必要があります。
雨漏り時の写真や動画を残していただくことも原因調査の参考になります。
Q.以前ほかの会社で修理した場所でも調査できますか?
はい。以前の工事内容が分かる見積書・報告書・写真などがあれば、調査時の参考になります。
Q.原因が複数あることもありますか?
あります。一つの雨漏りに複数の雨水浸入口が関係しているケースもあるため、
一か所だけで判断しないことが重要です。
●対応エリア●
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愛知県外:岐阜県・三重県・静岡県・滋賀県
※現場の場所や施工内容によって対応状況が異なる場合があります。
【まとめ】雨漏りを止めるために、まず「入口」を探す
雨漏り修理で大切なのは、
濡れている場所を塞ぐことではありません。
重要なのは、
雨水がどこから入り、どのような経路で室内まで到達したのかを考えることです。
屋根。
外壁。
コーキング。
サッシ。
笠木。
ベランダ。
屋上。
雨漏りにはさまざまな原因があります。
そのため雨漏り解決センターでは、目視調査を基本に、
必要に応じて散水調査・赤外線調査・発光液調査・含水率確認などを検討し、原因を絞り込んでいきます。
「雨漏りしているけれど、どこから入っているか分からない」
「他社で修理したけれど再発した」
「何度コーキングしても止まらない」
「強い雨のときだけ漏れる」
そんな雨漏りでお困りでしたら、一度ご相談ください。
雨漏り修理の第一歩は、工事を始めることではなく、本当の原因を探すことです。
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